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一人で逝く人

なにげないお天気のいい昼下がり
家の前が騒がしい。

うちの斜め前に救急車が止まって担架が道に置いてある。

特に役に建てそうなこともないし
野次馬は趣味じゃないので家に入る。

救急車が去っていく音がしなかった。

嫌な感じがした。


救急車って、要請を受けた家の近所に配慮して
到着時には音を出さない。
救助後も、場合によって頃合いを見てから
大通りなどでサイレンを鳴らすのだろうが全く聞こえなかったのだ。

サイレンを鳴らさず帰るときは
誰も救護するべき人が乗っていない時だから。



夕方、警察がうちに来た。

斜め前のおじさんが亡くなられたのだそうだ。

おじさんは長いこと一人暮らしで
妹さんが家に寄ってみておじさんが倒れているのを見つけ救急車を呼んだらしい。


恐らく事件ではなく、家庭内の事故か病気か
それは教えてくれなかった。


おじさんは子供のころから知ってる人で
父と同業で、最近はもうあまり仕事はしてなかったみたいで
最近テレビの音が真夜中でもものすごく大きくて
近所中に響いていたので

おじさん、耳遠くなっちゃったのかなぁ~

なんて、のんきに思ってたぐらい。
変わったことってそのぐらいだった。

道端で会えばふつうに挨拶して
特に仲良しとかでもないので家に行ったり来たりもない
普通のご近所さんだった。

私は人づきあいがいいほうではないけれど
イマドキならふつうだと思うのだけれど

すぐ近くで

「孤独死」というものがあったことが衝撃だった。


うちらの辺は子供が少なくて
マンションが多くて学生とか一人暮らしか
子供は独立しておじいちゃんおばあちゃん2人きり
というおうちが多い地域だ。

まだまだ家の玄関にかぎをかけない
あけっぱなしのおうちもあったりするけど

おじさんみたいな一人暮らしのお年寄りが
増えてるんだそうだ


孤独死ってニュースなんかでたまに見かける
どこか遠い所での出来事のように今まで思ってたけど
急に身近なものになってしまった。

家の外に出かけるとおじさんの家が見える

もうだれも住んでいないのだ
あそこで一人で

亡くなる瞬間
たった一人で

どんな気持ちだったんだろうな






もし長生きして
老後たった一人だったら


病気とかで動けなくなって
病院で一人ぼっちで死ぬのと

ぎりぎりまで家で元気に暮らして
誰にも気づかれず助けを呼べずに死ぬのと

どっちがつらいんだろうなぁ


なんて、ちょっと考えてしまった。




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Author:れありす
日頃は音楽を奏でたり絵を描いたりしてます。

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